世界60カ国以上への納入実績
コペリオン K-トロン社は、100年以上にわたる技術革新と業界経験を活かし、精密なフィーダと、その周辺機器や搬送システムを世界中の製造現場に提供しています。プラスチック、製薬、バッテリー、食品、化学業界をはじめとする幅広い分野において、材料供給・搬送・計量・制御の全工程を網羅するソリューションを展開しています。
・ブリッジしやすい粉体を供給したい
・既設機では充填中の供給精度が安定しない
・一台で様々な材料を扱いたい
・将来的に海外工場に移設したいがサービスが不安
このようなご要望がありましたら、ぜひ弊社にご相談ください。
自社開発のロードセル(重量センサ)と自動制御ソフトウェア
コペリオンK-トロン自社設計(特許取得)によるロードセルは、フィーダ用途としては最高レベルである800万分の1の分解能と1秒間450回のサンプリング数を誇り、さらに様々な生産現場に耐えうる高精度重量センサを使用しています。ロードセルから送られてきたデータを専用ソフトウェアが高速演算し、常に最適な運転条件を自動調整しているため、煩雑な調整は不要です。流量変更や材料変更にもすばやく対応できます。
<特徴>
・ | 高精度計量:分解能 800万分の1 |
・ | 独自設計の計量技術:ワイヤの共振周波数変化を利用した独自の計量技術 |
・ | 安定性と耐久性:振動・電気ノイズ・温度変化に強く、長期使用に対応 |
・ | 完全デジタル信号出力:RS-485による双方向通信とアドレス指定対応 |
・ | 温度自動補正・線形補正内蔵:精度を保ちながら広い動作環境に対応 |
・ | 防塵・防水構造(IP65):衛生管理が求められる業界にも最適 |
・ | 国際規格対応:CE、UL、ATEX、IECExなど各国・地域規格に準拠(一部オプション) |
IoT化に貢献する近代的なコントローラ
モータアンプと制御ボードを備えたコントローラは、必ずしも制御盤を必要としません。ラボであっても生産現場であっても、電源につなぐだけですぐに使用可能です。
各種アナログ通信、デジタル通信は標準搭載、オプションで各種プロトコル通信やWiFi通信にも対応。工場のIoT化に貢献します。
感度設定は、各パラメータを調整しながら手入力せずとも、いくつかのパターンから選ぶだけで設定が完了します。運転前のキャリブレーションも短時間で完了し、貴重な材料を無駄にしません。

<特徴>
・ | 分散型スマート制御:モーター駆動・制御機能をフィーダに統合し、省配線・省スペースを実現 |
・ | 簡単設定、短時間でのキャリブレーションで運転準備が完了 |
・ | 充填中の精度低下を防ぐリフィルアレー機能 |
・ | 豊富な通信インターフェース:Ethernet/IPやModbusなど多数の産業用プロトコルに対応 |
・ | 自動充填・圧力補正:真空ローダー制御や電子式圧力補正(EPC)を内蔵(オプション) |
・ | Webブラウザ操作対応:ローカル接続 |
・ | Wi-Fi経由で簡単に設定・監視が可能(オプション) |
・ | 堅牢設計:IP65保護等級、ATEX・IECEx・ULなどの国際規格に準拠 |
ブリッジ対策オプション アクティフロー
"ロス・イン・ウエイト式フィーダでのブリッジ対策といえば、垂直軸アジテータによる攪拌が一般的です。
しかしながら、材料にブレードを入れてを直接かき混ぜることはコンタミのリスクが伴います。コペリオンK-トロン製のブリッジ対策オプションであれば、材料に触れることなくブリッジ対策が可能です。
アクティフローは振動式のブリッジブレーカーで、フィーダコントローラと相互に通信しています。これにより振動をコントロールしながら効果的にブリッジを解消します。
コンタミやアジテータブレード破損による故障リスクがなくなる他、機器の軽量化、清掃のための工数削減を実現します。"
<特徴>
・ | ブリッジ・ラットホール防止:粘着性や凝集性の高いバルク材でも流動性を維持 |
・ | 非接触設計:材料に直接触れないため、製品の分離や汚染のリスクを低減 |
・ | 自動最適化機能:ホッパー内の内容量や供給量に応じて周波数・振幅を自動調整 |
・ | 高精度計量との両立:ロードセルと連携し、振動の影響を除去する高度なアルゴリズムを搭載 |
・ | ファーマタイプ :オールステンレス製の製薬モデルを用意 |
・ | 省スペース設計:ホッパー上部に余分なスペース不要、既存装置への追加も容易 |
・ | メンテナンスフリー:長期使用でも保守作業不要 |
・ | 多様なホッパーサイズに対応:最大320リットルのホッパーに対応 |
・ | 国際規格対応:CE、UL、ATEX、IECEx、CCC認証取得 |
クイックチェンジモデル
通常、シングルスクリューとツインスクリューは専用ギアボックスから構成されていますが、一つのギアボックスでフィード部を交換できるクイックチェンジのオプションがあります。標準仕様と異なりスクリューとアジテータはフィード部の一部として構成されているため、材料替えの際にはそのままホッパーごと取り外して交換し、すぐに次の生産に移ることができます。清掃時間を短縮したい、様々な材料を流したい、といったアプリケーションに適しています。
<特徴>
・ | クイックリリース構造:供給モジュールを簡単に取り外し可能 |
・ | 短時間での材料交換:異なる材料や色の切り替えにも迅速に対応可能 |
・ | 多様なモジュールに対応:T35(ツインスクリュー) S60(シングルスクリュー)の両モデルで利用可能 |
・ | 省スペース設計:コンパクトなモジュール構成により、限られた設置環境にも適応 |
・ | 工程停止時間の最小化:数分で清掃・再稼働が可能、稼働率の向上に貢献 |
※ ファーマタイプ フィーダではクイックチェンジが標準搭載されています。 | |