バッテリー製造における粒子サイズの重要な役割
最適なプロセスを検討するために、粒子サイズの役割を考慮する必要があります。
✔ | エネルギー密度 |
小さく均一な粒子は、 充填密度とエネルギー密度を高めます。 | |
✔ | 放電効率 |
均質な粒子サイズは、 スムーズなイオンの流れ、効率的な放電を可能にします。 一方で、一貫性のない粒子サイズではイオンの流れが妨げられ、効率が低下します。 |
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✔ | 寿命 |
ばらつきの大きい粒子は、負荷の集中の原因となり、バッテリーの劣化を早めます。 | |
✔ | 安全性 |
均質な粒子は、内部短絡やサーマルランアウェイのリスクを低減します。 | |
✔ | スケーラビリティ |
大規模商業生産(トン/時)の実現に向けて、開発スケール(数グラム)から、 パラメーターを維持したままスケールアップ可能な装置での開発が重要になります。 |
スケディオのジェットミル
スパイラルジェットミル
✔ | 粉砕チャンバー材質の変更 | ![]() |
✔ | 粉砕チャンバー形状の変更 | |
✔ | ダブルクラシファイアによるシャープな粒度分布 | |
✔ | 最小 1gのサンプルから使用できる卓上機 | |
✔ | 回転分級機の追加による、粒径のコントロール | |
✔ | 粉砕ノズルの角度変更 | |
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対向型ジェットミル |
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✔ | 回転分級機の追加 | |
✔ | 特殊なライニング (ポリウレタン、アルミナ 等) | |
✔ | ノズルの変更 | |
✔ | 時間あたり、数百gから1t以上に対応 | |
より均一な粒子を得るための追加分級機
インライン回転分級機の追加により、粒径をさらに絞り込むことができます。 回収缶の配置(分級機下またはサイクロンフィルター下)によって、トップカットだけでなく、ボトムカットも可能です。 |
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主な特徴:
主なプロセスパラメータ:
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ケーススタディ: インライン分級機
初期データ: ・非常に微細な粉体(d100 <10μm)の凝集塊 ・球状粒子 |
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目的: ・凝集した粒子を穏やかに分散・分離し、急激な破壊や鋭利なエッジの発生を最小限に抑える ・球状形状および粒子の特性を維持 ・1μm未満の粒子をすべて除去 |
解決策: ・スパイラルジェットミルによる穏やかな処理 ・追加分級機による精密なボトムカット ・スケールアップ可能なプロセス |
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封じ込めソリューション- アイソレータ -
スケディオはジェットミルだけでなく、1ng/m3(8hTWA)という最高水準の安全性と封じ込めレベルを持つ最先端のアイソレータも設計・製造しています。自社製であることから、プロセスフローや封じ込めが必要とされる製品の特性に応じたテーラーメイドの封じ込めソリューションを設計することができます。モックアップを製作しますので、実際の作業性を確認したうえで完全にカスタマイズされた封じ込めソリューションを提供します。

マルチチャンバーも可能
