振動フィーダ
振動フィーダは粉粒体にストレスを与えず穏やかに供給する装置であり、砕けやすい、融点の低い、研磨性のある、あるいは繊維状の材料を重量式で供給するのに適しています。
粉粒体の流れを見ることのできる密閉型アクリルカバー付き振動トレー
<特長>
*機械的に摩耗する部品が無いため、頻繁なメンテナンスの手間が不要
*粉粒体にストレスを与ない穏やかな供給を行う
*クイックリリース機構を採用した振動トレーにより、迅速な製品切替が可能
*モジュラー設計のため、各アプリケーションに応じたトレー構成ができる
*他機種のフィーダでは供給できない、砕けやすいあるいは特殊形状の材料も供給可能
*HDバージョンは振動ドライブ機構全体を覆う衛生的なシリコンカバーを備えているため食品製造用途に適している
*ATEX Zone 22/2 outside、Zone 21 insideおよびNEC Class I & II、Div. 2に適合
*スクリューフィーダ等、他の機種に比べて電力消費量が少ない
K3振動ドライブ
コペリオンK-トロン社のK3シリーズ振動フィーダはモジュール化されており、一般タイプと衛生的で分解清掃が簡単に行えるイージークリーンタイプ(HDバージョン)の2タイプがあります。振動フィーダは粉粒体をワイドレンジで穏やかな供給を行うのに理想的なフィーダであり、特に壊れやすい材料や、表面を傷つけたくない食品、フレーク、ガラス繊維等の供給に最適です。
K3シリーズ振動フィーダは独自のショックアブソーバ機構により脈動を抑えた材料供給を可能にし、高精度供給を実現します。従来の振動フィーダはゴム製またはスプリング製のショックアブソーバを使用していたため、運転時には振動フィーダ全体が360°方向に動くことにより回転運動が発生していました。これに対し、K3シリーズは振り子式ショックアブソーバを採用することにより回転運動を抑え、一定方向だけに振動を伝える事により、振動トレーの全長に沿った材料の流れを均一にすることができます。
独自のショックアブソーバー設計により精度が向上
HDバージョンの衛生的なシリコンカバー
特許出願中のユニークなドライブ装置を備えた新型のコペリオンK-トロン社製K3振動フィーダは、材料をワイドレンジで且つ穏やかに供給するためのロス・イン・ウェイト式フィーダです。
モデル | 流量範囲(L/h) |
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KV100 | 1 - 500 |
KV200 | 8 - 4,000 |