研究機関発のスプレードライヤー
スケディオのスプレードライヤーは、欧州の研究機関から誕生しました。研究室で日々スプレードライヤーを使用する研究者たちから、より機能的でより使いやすい機械が求められました。製薬業界で求められる要件を満たしながら、自らメーカーとなりユーザーの理想を形にしました。機種はラボスケールの小型機から商用の大型機まで、幅広いランナップを揃えています。テスト、試作のご相談はお問い合わせフォームから受け付けています。経験豊富な技術チームが、製品の開発段階からサポートします。
原理
スプレードライヤーは液体をアトマイザ(ノズルまたは回転ディスク)により霧状に散布し高温の熱風を当てることで水分を蒸発させて乾燥及び造粒を行う装置です。熱風による熱エネルギーのほとんどが水分の蒸発に使われ、素早く乾燥させるため材料への熱ダメージを最小限に抑えることができます。また乾燥・造粒を1つの装置で行えるためコンタミリスクも小さい装置です。
パイロットスケールスプレードライヤー
スプレードライヤーの機器構成
Schedio社製スプレードライヤーの特長
■ | 上部からの熱風噴射により良好な熱エネルギー効率、均質な造粒が可能 |
■ | コンタミリスクの小さい洗浄ノズル |
■ | ヒータが小さく軽量でメンテナンス性良好 |
■ | ヒータケーシングの断熱性が非常に高く、安全性に配慮した設計 |
■ | プロセス途中からの冷却気体注入により造粒物への熱ダメージ最小化 |
■ | Schedio社製アイソレータと共に設計・提供が可能 |
スプレードライヤー ラインナップ
ラボ機から大容量生産機まで幅広い用途に対応するラインナップ
ラボライン | パイロットライン | 生産ライン | 大型生産ライン | |
最大処理量(液体) | 2 kg/hr | 8 kg/hr | 30 kg/h | お問合せ
ください |
熱容量 | 4.0 kW | 17.5 kW | 40.5 kW | |
機器寸法(標準仕様)
L x W x H m |
1.15 x 0.8 x 2.1 | 2.8 x 2.2 x 3.3 | 4.9 x 2.5 x 3.3 |
※ 仕様は機種により異なります
※ 仕様詳細についてはお問い合わせください
用途例
製薬(医薬用原薬・中間体、サプリメントなど)、食品(ベビーパウダー・粉ミルクなど)、電池(リチウムバッテリー正極材・負極材)、化学(カーボンナノファイバー、セラミック、シリカなど)