No.7 定量フィーダ選定のポイント(第1回)

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【製薬・連続生産】定量フィーダ選定のポイント

いつも弊社およびCK-トロン製品をご愛顧いただきありがとうございます。近年は固形製剤の連続生産化が大きなトレンドとなっており、製薬業界からのロスインウェイト式フィーダの問い合わせが増えています。CK-トロンは製薬業界に限ってもこれまでに4500台以上のフィーダを納入しておりますが、特にお客様の自社初導入となる計画では「見落とされやすい評価項目」があることを感じます。中には導入後には改良できない仕様も含まれるため、事前の確認が欠かせません。今回はその中から一つをピックアップして紹介します。

リフィル(材料ホッパーの充填)時の精度の乱れを抑える機能はありますか?

機器機器 : ロスインウエイト式フィーダ
対象用途 : 連続供給
推奨機能 : リフィルアレイ

[問題点(続きを表示)]

ロスインウェイト式フィーダでは、材料充填時に重量制御をOFFにして容積式(一定速度での運転)に切り替えて運転します。その間、実供給量はホッパー内材料の嵩比重の変化を受けやすくなりますが、材料が少ない状態では嵩が増して設定値を下回る量しか排出されなかったり、逆に材料充填が始まると投入された材料の重みで設定値以上の量が排出されてしまったりと、最適な回転速度を定めるのは困難です。

「充填中、充填後の供給量が安定しない」

という理由でフィーダ更新のご相談をいただくことは少なくなく、充填中の実供給量が設定値よりも10%以上多くなっているようなケースもあります。充填中だけでなく、充填完了後に重量制御に戻す際のチューニングも問題になりやすく、この調整がうまくいかないと重量式運転への復帰後に材料が多く排出されたり、調整に時間をかけすぎるとパフォーマンスが落ちる容積式運転の時間が長くなり、落ち着き始めた頃にはまた次の充填が迫ってくるという悪循環に陥ってしまいます。

対策として充填回数を減らすために大容量のホッパーを勧めるメーカーもあるかもしれませんが、充填中および充填後の乱れが大きくなる傾向があること、機器のサイズ(特に高さ)が大きくなることからCK-トロンでは推奨していません(推奨充填頻度は材料による異なります)。

 

[対策(続きを表示)]
  • CK-トロン製フィーダにはリフィルアレイという機能があり、これをONにすると、コントローラは重量制御中の重量とスクリューの回転数の関係を記憶し、充填中にホッパー重量が増えるに従い段階的にスクリュー回転数にフィードバックをかけます。これはホッパー内材料の嵩比重と容積式運転時の実供給量の関係に着目して開発された機能で疑似的に重量式運転を再現する為、充填中の精度の低下を防ぐ効果が期待できます。ホッパー内の深さによる嵩比重の変化が一定であるほど効果的です。

 

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