省人化に貢献する自動サンプリングシステム

デニセンのサンプルテイカーは、従来は人手で行っていたサンプル採取を自動で実行し、作業に必要な労力を削減します。サンプルは製造ラインから直接採取できるため、製品や環境の汚染を防止し、作業現場の安全性向上にも寄与します。
導入のメリット
ご相談の多くは、以下のいずれか、または全てを目的としたものです。
① コンタミを防止
製造ラインを開放せずにサンプリングが行えるため、食品、二次電池材料、薬品など、製品汚染によるリスクが大きい用途に向いています。
② 作業員の安全性向上
重金属や活性の高い化学品など、サンプリング作業に危険が伴う製品のラインで採用することで、労働環境を改善します。
③ 作業負担の軽減
サンプリングが必要なプロセスが多い、または採取頻度が高い用途に適しています。
オプションのカルーセルユニットと組み合わせると、より効果的です。
④ サンプリングの自動化による省人または無人化
作業量の低減だけでなく作業手順も簡略化できますので、作業担当の入れ替えや引き継ぎが容易になり、ヒューマンエラーを防止します。
サンプルテイカーの特長
■ 専用のマウンティング部品で簡単取り付け
■ 分解は、クランプを外すだけ
■ ターゲットを絞って取り込めるプランジャー式
■ 金属接触部なし
■ 内部溶接がなく、清掃も容易な衛生的なデザイン
■ ステンレス製 Ra <0,8μm
■ 金属探知機 対応オプション
(プランジャー色:青 ※標準色は白)
デニセンのサンプルテイカーは、粉粒体用に設計されています。サンプルを引き込むプランジャーは、継ぎ目や亀裂、エッジのないシングルパーツで成形されています。
このシステムはEHEDGおよびATEXガイドラインに従って設計されており、特許も取得しています。

材料を引き込むサンプルテイカー

工具なしで簡単分解
複数サンプルを保持するカルーセルユニット
オプションのカルーセルユニットでは、複数のサンプリング容器を保持できます。採取するサンプルの希望頻度と量を設定しておけば、あとはプロセスの完了時にサンプルを収集するだけで、サンプリング回収の労力を削減できます。
自動採取されたサンプルは、クランプを外すことで素早く簡単に取り出せます。容器の数に応じた設計が可能ですので、用途についてご相談ください。

豊富な実績
デニセンは70年以上にわたり、食品、飼料、ペットフード、および化学業界向けに、主に粉粒体を扱う機械と製造のソリューションを提供してきました。デニセンのお客様の一部はこちらからご覧いただけます。
