サニタリー仕様の自動サンプリングシステム
安定した高品質、製造された製品のトレーサビリティーなど、現代の製造業、特に高い安全性が求められる製薬や食品の分野では、安全性と製品の品質要件が高まっています。そのため製造の各工程で様々な目的で製品のサンプリングが行われますが、多忙な製造現場においてその作業負担は軽視できるものではありません。
デニセンのカルーセル式サンプラーは、従来は人手を介して行っていた連続的なサンプル採取を、それぞれに適した手順で自動で実行し、長期間にわたる品質の検証を可能にします。この革新により、サンプリングの作業は大幅に簡素化され必要な労力が削減されます。また人為的なミスを防止できることも、自動化の重要なメリットです。
サンプリング作業負担の軽減
採取するサンプルの希望頻度と量を設定しておけば、あとはプロセスの完了時にサンプルを収集するだけです。自動採取されたサンプルは、クランプを外すことで素早く簡単に取り出せます。様々なサイズの容器に対応する、マルチサイズサンプラーもラインナップされています。各サンプルサイズは約10〜1,000gで、8〜20箇所に容器を設置できます。
カルーセル式サンプラーの特長
■ カルーセル式による全自動の連続サンプリング
■ 内部溶接がなく清掃が容易な衛生的なデザイン
■ クイックカップリング
■ ステンレス製
■ Ra <0,8μm
デニセンのオートサンプラーは、連続およびバッチ生産プロセスでの粉体(乾燥品)、顆粒、ペレット用に開発されました。プロセスから材料を取り込むサンプルテイカー先端部は金属検出機に対応したプラスチック製です。食品・医薬品の中でも目立つ色で、継ぎ目や亀裂、エッジのないシングルパーツで成形されています。このシステムはEHEDGおよびATEXガイドラインに従って設計されており、特許も取得しています。
材料を引き込むサンプルテイカー
内部に触れることなく容易に分解できます
サンプルテイカーのみの構成も可能です
豊富な実績
デニセンは70年以上にわたり、食品、飼料、ペットフード、および化学業界向けに、主に粉粒体を扱う機械と製造のソリューションを提供してきました。デニセンのお客様の一部はこちらからご覧いただけます。